我が家は私とカナとニャンコの3人暮らし。一人親家庭です。
障害児を抱えての別居の末の離婚でした。
障害児がいる場合、離婚に踏み切るにはかなりの覚悟がいると思います。
住む家や仕事など、お金の問題。子供を育てるのに一人親で出来るのか、、などなど。たくさんの問題がでてきます。
その覚悟ができた時点で「私、(離婚前提で)別居しますっ!」宣言をしてからの流れですが、相談していた弁護士さんの見解がとても参考になりました。
その弁護士さんから、別居するって決めたら(家族に宣言したら)早く家を出なさいと言われていました。
何故か?
①最初の一週間は旦那の親は「自分の息子が悪い」という。
②その次の2週目は「そんな息子を育てた私たちが悪い」という。
③その翌週の3週目は「平穏に過ごしているのに我慢できない嫁が悪い」という。
④とうとう4週目は「その嫁に離婚を勧めた弁護士が悪い」という。
だそうです。
ほんとにそうなりました(笑)。
とくに③は、私自身もそう思ってくるのです。何事もない平穏な毎日になってきていて、自分が我慢したらいいのか??と、脳内がおかしくなってきているのです。だから家族中がそう思ってしまうのも無理はないのかなーー、と。
④まで来た時点で、やばいやばい、弁護士さんの言う通りだ!!!と、慌てて別居。
当然別居なので、手当などもなく大変な時期でもありました。けれど、心配していたカナの情緒の面は学校の先生も安堵されるくらい落ち着いていて、穏やかな日々を送れていました。
障害児を抱えての生活を心配もしましたが、今から思えば離婚する前はほとんど私一人でカナのことをしていて(お風呂など最低限度は手伝ってもらってました)、誰にも頼らないという気負いもありました。
離婚してからは、家族やヘルパーさんや訪問看護師さん、同僚、そして友人、みんなに「助けてーー」と言って助けてもらってます。
気負いがなくなりました。変なプライドもなくなりました。
出来ないものは出来ない、とお願いするようになりました。
けして「離婚」を勧めるわけではないけど、悩んでいる人がいるとしたら 一人親でも障害児を抱えていても生きていくことはできるよ、と言いたいです。みんなに助けてもらいながらですが・・^_^;
でも、この「助けて欲しい」っていう一言をいうのって大事かなあーと。
私は前の家族に言えなかったのかもしれませんが、家族にまず「助けて」っていうのは大切なことなんだなあ、と今だから思えます。
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2016.12.22 12:36
2016.12.22 12:04