「かわいそうにね」の言葉かけ。

カナと外出していると

見ず知らずの人に声をかけられることが時にあります。


「がんばってね」

とか。

「かわいそうにねぇ」

とか。


がんばってね、と言われたら

軽く微笑み返しをしてます。

かわいそうにねぇ、と言われたら

「????」な顔して通り過ぎていました(笑)


だってねぇ。

楽しく二人で買い物してる時に

かわいそうに、、って言われたら

テンションさがります。

楽しかったのにっ!って^_^;


カナが小さい頃からですが、大概そのように見られたり声をかけてこられる人は

私の親世代の方々でした。(今でも同じく。。)

昔は障害者にとってとても不便な時代だったから、車椅子で出かけている方が少なかったからなのかもしれないですね。


今から15年くらい前

「初めて障害児を見たっ!」ていうくらい驚いた顔をした初老の方々によく遭遇してました。

当時の私は気にしない素振りで、ガン無視していたけど

今の私だったら、

「初めてそんなおじいさんおばあさんを見たっ!」ていうくらい驚いた顔して、

見つめ合いたい(笑)。


でもでも。

おかげさまで、以前に比べるととても外出しやすくて

驚いた顔はほとんどされなくなりました。


ちょうど1年前の写真ですが、観光地の美観地区。

車椅子でエッホエッホと歩いていても、誰も気にしません。

レストランでも、他のお客さんも気に留めず 

ソッと見守っていてくれてる感じです。(ありがたい。。)


バリアフリーの世の中になってきました。

これからは、物理的にも心理的にも

障害者や高齢者だけでなく 『世界中のどんな人にも誰にでも過ごしやすく』

というユニバーサルデザインが取り入れられた世の中になってきています。


きっと、「かわいそうにねぇ」とは言われなくなるはず。

えーっと。

願望です。

言われない世の中になって欲しい。



がんばってね、かわいそうにねぇ、と声をかけられても

元気よく「はい!」と答えて、

しっかり楽しんでお出掛けしていくつもり。

さて。

次はどこへお出掛けしようかなーー




KAIGOO!〜カイグー!〜

出産時の事故により脳機能障害(脳性麻痺)を持った娘を育てながら、支援学校に勤務する看護師ママです。「介護を楽しく快適に!」をモットーに、医療的ケアのこと、日々のアイデアや旅先でのヒントを発信していきます!

1コメント

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  • ちー姉

    2016.12.10 11:14

    良かったね。お出かけ