「HELLP症候群」~低酸素性脳症で生まれた訳

カナが低酸素性脳症になったもともとの原因は。

私が「HELLP症候群」になってしまったせいでした。


2万人に1人が発症、といわれるHELLP症候群。

原因不明の病気。

溶血(hemolysis)、肝酵素の上昇(elevated liver enzyme)、血小板減少(low platelets)の3つが大きな症状。その頭文字をとって「HELLP」です。

治療の基本は「妊娠の終了」。

妊娠初期で発症すれば中絶しかなく、後期で発症ならその時点で出産しないといけません。

死亡率も3割、と高め。(←実際に私もカナも死にそうだった。)


異変を感じたのは、全身の倦怠感でした。疲れやすくて、おかしいなぁと思ってて。

そして、一番の症状は痛みでした。ちょうど胃のあたり。心窩部痛です。

普通はその痛みがきっかけで病気がわかるらしい。


私の場合、それらの症状は検診時には話しましたが、結局自然分娩まで見過ごされることになり。。。

出産時はお腹の中で低酸素状態となっていたため、カナはかなりのダメージを負ってしまっていました。

母も子もその時は生死を彷徨ったわけですが、懸命な治療のおかげで今では母も子もプクプクと育っております。


↓ 同僚看護師さんにかしてもらったジャックオーランタンでハローウィンを楽しめるくらい元気になりました(この時期なのでアップ☆)


出産後、知り合いの妊婦さんが「胃が痛い」とかいう話を聞けば(割とそういう人多かった)、私の病気と同じだと大変だ!と思い、HELLP症候群のことを医者に確認してもらってー!と話してました。

さすがに2万人に1人という確率のためか、幸いにも同じ病気の人はお目にかからず。


もしも、妊娠中に胃が痛いとか、みぞおちが痛いとか感じる人がいたなら「ヘルプ症候群」という病気のことを医者に尋ねた方がいいと思います。


(産婦人科医でもなかなかその疾患の人にあわないよって後から言われたけど、そんな当たりくじはいらんーー。)

KAIGOO!

出産時の事故により脳機能障害(脳性麻痺)を持った娘を育てながら、支援学校に勤務する看護師ママです。「介護を楽しく快適に!」をモットーに、医療的ケアのこと、日々のアイデアや旅先でのヒントを発信していきます!

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