障害があると「汚い」と思われるのか。

日頃私が気を付けていること。

『清潔にしておくこと』です。


カナの身の回りのことです。


小さな頃は、赤ちゃんだから汚して当たり前、幼い頃も汚して当たり前。

障害児っていっても、赤ちゃんの頃は体も小さくって、ベビーカーでそのまま乗っててもわりと平気だったり、数メートルくらい離れてたら健常児と同じに見られたりすることがたびたびでした。

少々口からヨダレが出ても誰も気に留めてなかったと思います。(たぶん)


それが。それが!!

なんでだろう。


大きな子が車椅子に乗ってるその姿、それだけで、『きたない』イメージを持たれたりすることがあります。

きっと私だけじゃないと思います。

この感覚。


以前、カナが風邪をひいて発熱があったとき。

近所の小児科に行きました。

初めて行くクリニック。

とても優しい先生でした。

まあ、風邪だろうねえと言われ一応中耳炎などないか、確認しましょうということで。


「では、耳の中見てみようねぇ~~~。」

(カナ耳覗かれる)

「あれ??」と。


私「はい?」思わず、返事しました。なになに?と。


「あれー??耳の中、綺麗だねぇ。綺麗にしてるんだね。」(へぇー驚、みたいな顔)


どういう意味じゃ。


と、思ったけど口にはしてません。オトナですから。


当たり前にお風呂入ってます。毎日お着替えしてます。顔拭いてます。歯磨いてます。

髪もといてます。耳だって、拭いてますよ。。。etc....


世の中の人ってそうなのかー。

そう思っちゃうのかー。


どうしても、口からヨダレは出ちゃうし、目やにだって出ちゃうし、服はくずれてよれちゃうし、きたなく見えてしまうのかなあ。。。


くそぅ。

くやしいな。

カナが「きたない子」って見られたくない。


それならば!



お母さんは、アンテナはりまくって綺麗に整えましょう。

お出掛けの時は清潔なフワフワのタオルでお口を拭きましょう。

服もできるだけ、見栄えのするように整えましょう。

通学かばんも機能的で、かわいらしいものを選びましょう。


できるだけ、人に不快感を与えないようなオーラをもつように^_^;


なかなか毎日はアンテナ張っていくのは難しいですが、これらが私がきをつけてることです。

(赤ちゃんの頃のカナ。この時には許されたヨダレも、今ではそうそう許されず(笑)^_^;)


それから、最近発見したこと。

清潔に保つということもですが、もう一つ気を付けないといけないなーーーと思ったことが。


「年相応な恰好をすること」です。


よく姪っ子にしかられていますが、いつまでも幼く可愛い姿でいて欲しいという願望のせいか、かわいらしいものばかりを身に着けようとあがいていました。

髪の毛もちょんまげのままでいたり^_^;。

ピンクのものばかり着せていたり。


もう高校生で、もうすぐオトナになります。


かっこいいオトナにならないとなーーーと。

二十歳なら二十歳の女性らしく。

三十歳なら三十歳らしく。


車椅子でも、障害者でも、綺麗な女性になってほしいと願うカナ母です。


KAIGOO!〜カイグー!〜

出産時の事故により脳機能障害(脳性麻痺)を持った娘を育てながら、支援学校に勤務する看護師ママです。「介護を楽しく快適に!」をモットーに、医療的ケアのこと、日々のアイデアや旅先でのヒントを発信していきます!

2コメント

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  • wataboushi

    2016.11.18 14:23

    @ちー姉コメントありがとうございます^^ 人の目を気にして・・というよりも、「綺麗にしておく」ことに気を付けていてちょうどいいくらいかなーと思ってます(*^_^*) 無頓着にしていたら、よだれまみれになってますのでね(^_^;) 本人にとっても、清潔にしておくことが気持ち良いことだと思いますので、そういった意味でも母として綺麗にしていきたいと思ってます☆
  • ちー姉

    2016.11.18 12:35

    気にしなくて良いんじゃないかな