以前ブログにも載せましたが、『思春期早発症』ですが
その早発により、二次的に身体の変調がきたカナ。
急激な成長によって身長が伸び始めていました。
その為におこってしまったこと。
「股関節脱臼」でした。
もともと生まれた時から両股関節が亜脱臼でした。
骨盤と足がつながっているところ、股関節の部分ですが
赤ちゃんの時ってはずれやすいです。
骨盤側の受ける部分が浅い、ということと
大腿骨(太ももの骨)の骨頭(骨盤の関節に入ってることろ)の向きが真っ直ぐで抜けやすいためです。
赤ちゃんがだんだんと一人で立ったりして、自分の体重を足・骨盤にかけていくことで
骨は成長すると聞きました。
カナは歩けないため、体重をかけることはほぼなくて この赤ちゃんの時の状態に近い股関節でした。
そんな時、7歳の時の「思春期早発症」。
急に背が伸び始めました。
時々、号泣しました。
その頃には足の緊張もあったので、足をピーンと伸ばすことが多くて
下手すると Xにクロスしていました。
急激な骨の成長に筋がついていけず、引っ張られるために緊張とともにクロスしてしまうのだと、説明を受けました。
股間節の亜脱臼にはこのクロスは厳禁です。
クロスは脱臼しやすい骨の位置の恰好になります。
わかっていても、それを予防することがなかなかできず。。
よく泣いていました。
この時に股関節が抜けかかっているから痛くてないているんだ、とわかりました。
リハビリの先生や主治医には相談していましたが、様子をみることしかできず。。。
ある時、左右の足の長さが違う事に気づきました。
右の方が短い。
抜けてしまったかも。。。
リハビリの先生からは脱臼したら「脚長差」ができることを聞いていました。
抜けた方の足は引っ張られるので、股関節より上へあがってしまうからです。
これだーーー(-_-;) と。
診察でレントゲンを撮り確定。
レントゲンで見たら、さすがにショックでした。
脱臼がわかったのは小1の冬でした。
早発が診断されて、それほど時間は経っていませんでした。
ただ、良かったことは
抜けてしまって以降は泣かなくなったこと(^_^;)
痛みは、抜けてる最中だけだったようです。
生まれてから、痛いことばかりを経験しているカナ。
毎日点滴・採血していた赤ちゃんの頃
胃瘻のオペ(腹腔鏡からの開腹術)
亜脱臼からの股関節脱臼
などなど・・などなど・・
挙げたらキリないな。
予防できることは予防したいけど、脳性麻痺の合併症の多い事に驚愕します^_^;
一見、脳性麻痺ってそれだけの病気のように思えるけど、
年齢を重ねるごとに、たくさんの合併症がおこってきます。
あとは何が起こりやすいか、、を見極めて予防線を張り巡らしながら
母はボー―――ッとはしていられないのです。
いや、ボーーーーッとしてたけど。
失敗だらけの日々だけど。
合併症ってどんなものがあるのか、知っておくことで予防きるかも。
もう一度、復習復習。φ(..)メモメモ
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