先日、福祉機器展へ行ってきました。今年で地元開催第5回目です。
昨年行ってみて、いろいろと生活の面でも参考になったのでもちろん今年も行くぞー!と、同僚の看護師さんたちを誘っていきました。
昨年の福祉機器展ではシャワーチェアやグーくんなどデモ機を実際に使わせてもらったりして、とても参考になりました。また、その時にIPV(肺内パーカッションベンチレーター)人工呼吸器を実際に体験させてもらったりしました。
今年も、「IPV」ありました。同行していた同僚看護師さんたちも実際にIPVを体験をしました。
IPV。。これです。⇩(在宅用)
機械の手前にある白い枝分かれしているストロー用のものは「肺」の「気管支」です。先についている風船は「肺胞」。わかりやすく模型を設置してくれています。
肺胞って両肺に何億個(文献によりいろいろ幅ありますが6~8億個くらい)もあり、一つの肺胞は0.1mmの大きさだとか。。。ブドウが鈴なりにたくさんわんさかとある状態です。
空気を吸って気管支をとおり肺の中へ入り、肺胞のまわりにある血管で酸素と二酸化炭素のガス交換が行われるわけですね。
肺炎って、この肺胞が炎症をおこしているのです。痰がたまります。この小さな肺胞に!
炎症おこして細胞が悲鳴あげてて痰をどんどん出してて。吸引を何回しても痰がどんどん出てきて・・・。ああ、、思い出せばこの冬にカナが肺炎になってしまった時、あの痰の嵐はすごかった(+_+)。。今は肺炎でなくても、日々痰はあり吸引は必須のカナ。
その奥にたまっている痰をどうやって出すか。徒手的な呼吸介助も限界もあり、こういった機械を利用することはとても意義があるんだと思います。
実際にIPVを動かしてもらってる様子です。
「ハイホーハイホーハイホー。ハイホー♪」うるさいです、私(笑)。
重症心身障害児にとっては予防の意味もこめて、このIPV 普段から利用できるようになっていったらいいのになあーと思います。
こちらで展示されていたのは大阪の(株)パオンメディカルさん。
⇩こんなふうに実際に体験させていただきました。どんな風に肺の奥の奥までパーカッションの振動がくるか体験することで、よりこの治療がこの子達にはとても効果があるのだろうなと思いました。
前回はこちらの会社で取り扱っておられる「高反発マットレス」の枕バージョンでなにかとお世話になり、この度も動画を撮らせていただき^_^;、、ありがたいです。本当にありがとうございました。
あー。IPV.。診察時に主治医にお願いしてみよーかなー
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