小さい頃はちっとも気付かなかった背骨の歪み、側弯が気になりだしたのはカナが小学生の頃です。
これまで、体幹装具といえば 硬くて苦しそうなコルセットしか想像つかなくて、そんな苦しそうなものはつけたくないなぁ、と勝手に諦めていました。
そんな時、軽くて苦しくない装具があると教えてもらいました。
「プレーリーくん」です。
名前の由来、プレーリードックは大地にすくっと立ち背中をしゃんと伸ばしている…このプレーリードックのように背筋がしゃんとなって欲しい、という願いがこめられているそうです(^_^)。
その名の通り、装着するとしゃんとするんです。着けたときは、背が伸びて車椅子のヘッドがあわなくなるくらいです。
まず、横に寝たまま装着します。
座らせた時背中は…
横から見ると…
この装具、全然硬くなくて少しの力で開いたりできるので苦しくはなさそうでした。
ちなみに、このプレーリーくんと同じような装具で、「グーくん」があります。昨年の福祉機器展の展示品をつけさせてもらいました。
こちらの名前の由来も素晴らしいです。脳性麻痺の子の中には、緊張が強くなり両足が挟み足になったりします。これが、ハサミの形、チョキ。チョキに勝つにはグー!だそうです^^(笑)。ある程度、動かせることができるので窮屈な感じはなさそうでした。(少しの力でたわんで足を動かせる。)
カナも、目覚めているとチョキになってしまうので、グーくん作ろうかなぁ、、とか考えております。
今の身体の変形を直すことは難しくても、今以上悪化させないように現状維持することが大事だと思います。
4コメント
2017.09.28 15:19
2017.09.28 14:38
2017.09.28 13:03